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中朝首脳が再度会談? どう読み解く

エコゴリです。

 

6月12日にも見込まれる米朝首脳会談を前に、以下のニュースが報じられました。

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https://news.yahoo.co.jp/pickup/6281782

 

このニュースから素人目に感じることは、北朝鮮は、シンプルに、相当焦ってるんだなということです。

 

 

油断した北朝鮮

そもそもまず、アメリカが会談の提案を受諾したこと自体が予想外でした。これまで、北朝鮮の明確な核廃棄の意思を前提としない限り、会談には応じないというスタンスだったからです。

予測不可能な行動をとるトランプ大統領の側近には、ジェームズ・マティス国防長官がいます。彼は叩き上げの元軍人ということもあり、軍事攻撃には非常に慎重とされています。

珍しく(?)、トランプ大統領就任時より政権に居続けるマティス国防長官や、同じく穏健派とされたレックス・ティラーソン前国務長官の存在が、北朝鮮に一定の安心感を与えていたのかもしれません。

なんとかなるだろうと。

 

 

アメリカの覚悟

しかし、ここにきて相次いで政権入りしたマイク・ポンペオ国務長官やジョン・ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、軍事攻撃に積極的とは言わずとも、ありえる雰囲気をプンプン醸し出しています。

この布陣からも暗示されるように、アメリカは会談の際、徹底的な条件を突き付けると思われます。

それは、完全に不可逆的な核廃棄です。

それに対して、北朝鮮は、会談前に核開発施設の廃止などを宣言しています。

当初、この宣言により、それなりに交渉の余地ありかと思われましたが、期待は外れました。背景には、核保有国となった今、もはや核開発は必要がないから、との論理があるようです。

 

このような北朝鮮の言い分は、もちろんアメリカの要求には全く応えられませんし、アメリカも容認するはずがありません。

 

予想されるアメリカ側の強硬姿勢に、いよいよ北朝鮮も追い詰められているように思われます。

それが、今回の訪中に繋がったのではと思います。

 

 

中国の本音

これまで中国は、北朝鮮との貿易量により、国際的な経済制裁網の実効性の鍵をにぎる存在であり、トランプ大統領も実効性を担保するため、中国に対しては下手に出ていた感がありました。

近年、北朝鮮との外交関係が希薄になりつつあったとはいえ、ある程度北朝鮮をコントロールできる、という外交カードがあったのです。

しかし、御存知の通り、アメリカとの貿易戦争勃発前夜の中、アメリカの本気に防戦一方と言える状況に陥りつつあります。

アメリカが結論を急ごうとしているのではないかと考えられる以上、経済制裁を履行するかどうか分からないよ〜という外交カード=脅しはもはや意味をなしません。

中国としても、さてどうしたものか、、、というのが本音であることは想像に難くありません。

 

 

 

トランプ大統領の評価

トランプ大統領について、拙速に今回の会談を受諾したことは外交的な敗北だとの評価もあるようですが、そんなことはないと思います。

これまで軍事的・経済的圧力をかけ続けてきたのも、北朝鮮側から会談の場を設けたい、と音を上げるのを待つ意図からでした。まさにそれが今であり、北朝鮮の核廃棄の意思が不明瞭であるからといって、慎重になるべき時ではないと思います。

オバマ大統領が東アジアへの回帰を謳いながら何もできなかったのとは対照的に、トランプ大統領の出たとこ勝負にも思える決断力により、事態はどんどんと進んでいるように思えます。

これまでの北朝鮮の行動を考えても、膠着状態から抜け出す、事態が展開する、というのが最も望ましいのではないでしょうか。

 

 

最後に

結果として時間ばかりが過ぎ、ずるずると北朝鮮に核開発を許した過去の二の舞にならないことを祈るばかりです。

今回、玉虫色の決着になるようであれば、日本にとってどう考えても暗い将来が待ち受けている気がしてなりません。

 

考えることをして、できることをして、その上で天命を待ちたいですね。

 

もはや、ブログテーマとはなんの関係もなくすみません。

それでは。