果ての国まで何マイル

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レッテル貼りの悪影響。「仕事のできない人」を生み出すことの非生産性。

こんばんは。

ecogori07です。

レッテル貼りは生産性を下げる結果に繋がるかもしれません。

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画像出典:google検索結果より

 

紙札のことを言いたいのではなく、前もって情報を分類すること=ステレオタイプの話です。

このステレオタイプを持つこと自体は、人間の脳にデフォルトで備わっている機能です。

というのも、脳は、直面する新しい出来事に対して毎回ゼロベースで臨むことはありません。そんなことをすればあまりにも非効率的です。

そのため、過去の経験や知識に基づいて対処しようとします。

これは、常識とも言い換えることが出来るかもしれません。

 

しかし、このステレオタイプが悪い意味で働くことがあります。

ある出来事を独善的、非合理的、非科学的、非論理的、そもそも誤った知識に基づいて対処する場合です。

例えば、単に頭のおかしい上司や同僚と価値観が合わなかっただけで、その価値観に基づいた(=一面的な)評価を下される場合です。

つまり、「仕事のできない人」というレッテルを貼られるわけです。

しかも、大抵の場合、こうした評価は一人歩きを始めますしね、、、。

 

こうしたレッテルが貼られると、さらなる悪循環に陥ることが場合があります。

こんな有名な実験があります。

バラバラの単語を並べ直して文を完成させる乱文構成課題を被験者に課しました。

一方のグループには、「無礼さ」を連想させる単語を与えます。

もう一方のグループには、「礼儀正しさ」を連想させる単語を与えます。

 

その課題をこなした後、次の課題をこなすと称して別の実験室に連れてきます。

そこでは、実験者が別の実験協力者にある課題の説明をしています。

しかし、この実験協力者はなかなか課題の内容が理解できず、物分かりが悪いふりをしています。

そのような状況に出くわした被験者が、彼らの会話を遮って自分たちの次の課題は何なのかと問うまでの時間を比較したのです。

 

結果はご想像の通り、「無礼さ」を連想する言葉を並べた被験者は「礼儀正しさ」を連想する言葉を並べた被験者に比べて半分の時間しか我慢できなかったのです。

 

つまり、自分の潜在意識に刷り込まれた言葉や評価によって、自分の実際の行動に影響がでるのです。

 

この実験から、「仕事のできない人」というレッテルを貼られた人はどうなるのかが分かりますよね。

このような人は、周りから低い評価を受けているということで知らず知らずの内に自らの評価が低くなるような行動をとってしまうと考えられます。

 

ちなみに、現在の上司のぼくに対する評価は、「与えられた仕事はしっかりするが指示待ちぎみなのでもう少し積極的にスピーディーに動いた方が良い」といったところです。

今の上司は比較的ハト派なのでそういう評価をしてくれているようですが、タカ派の上司には「仕事できねぇなら辞めちまえ」的なことを言われたこともあります。

まぁ仕事は金を貰うためだと割り切っているため、「あっそ」という感じでしたが。

 

ぼくの話はさておき、どの職場にも「仕事のできない人」と思われている人は居ると思います。

ぼくみたいにやる気がないとどうしようもないのですが、中には熱意はあるのにそうした評価を受けているような人も居ます。

そういったケースの場合、非常に不幸なことが起こります。

なぜなら、先ほども紹介したように心理的に仕事がうまくいかないような行動を知らず知らず内にとってしまうからです。そうすると、ますます仕事ができないようになっていってしまいます。生産性も悪化します。

 

レッテルを貼ることは、心理的に楽です。価値観の合わない人間を理解する唯一のすべだからです。

しかし、なかなかできない人をとにかく叱るということは、必ずしも正しいことであるとは思いません。

労働生産性を向上させたければ、肯定的な姿勢で「仕事ができる」というレッテルを貼ってみるのも良いかもしれません。

少なくともその人のやり方の中で、生産性は上がっていくように思います。

それでは 。